2009年11月8日　
ハナ教会　2部礼拝　辛奉峻牧師
「すべての人の奴隷になりました」
（Ⅰコリント9:19－23）

序論：この世の人生の原理と聖書に書いてある信徒の人生の原理は確実に違います。この世では「頑張って一生懸命生きなさい」、「あなたがリーダーになり、強い者がいれば殺せ（君主論）」、「目には目、歯には歯で返せ」と言っています。しかし聖書では福音をまず知るのを重要に述べています。イエス様は「片方の頬を打つ者には、ほかの頬をも向けなさい」と言いました。ルカ22章とヨハネ13章でも弟子たちが誰が一番偉いのかを議論しているときにイエス様は「お互い足を洗いあうべきだ」とおっしゃいます。本文でパウロは自由であろうが自ら奴隷になったと真理を逆説します。彼の告白の中で現場を征服する聖書的な方法がなにであるのかを見てみましょう。

1. 現場を征服する聖書的方法はなにか。
(1)どんな問題にあっても人を生かせばいいです（7人のレムナントの特徴―仕える人）
(2) 福音のある者は善で悪に勝てます（ローマ12:19－21）
(3) 福音を持っている者が福音の手で仕えることです。
　1)パウロは人を生かすために自ら奴隷になりました（19節）。
　　①彼はキリストの中にある真の祝福（救いの祝福）を味わった。
　　②彼はキリストの中の自由を持って全ての人の奴隷になった。
　2)イエス様が自ら足荒い奴隷の見本を見せた（ヨハネ13:１－15）。
　　①一番大事な時間に世界を福音で生かすことが何であるのかを見せたのである。
　　②主の愛：人間の身でこの世に来た仕えの愛（ヨハネ１:１４、13:3）、単なる愛ではなく、人間の運命の問題を解決するためにあがないものとして自分の命をくれた愛（マルコ10:45）

2. お互いに仕えなさい（サタンを倒す奥義、ガラテヤ5:13）。
(1)　牧会者は全ての信徒と重職者を仕えるべきです。
1)サタンは牧会者が重職者と対立する間を入り込む
2)牧会者はみことばで信徒を仕えて生かす
(2) 重職者と全ての信徒は教会を生かす者にならなければなりません。
　1)お互いの祈りの題を知り祈るべき
　2)教会を丈夫に立てて、主の僕を後援し、レムナントの土台になるべき
　3)命をかけて献身し、奉仕すべき
(3)　牧会者と重職者は新しい信徒と信仰の弱い者を世話しなければなりません。
1)長老（区域長）は区域のみんなに直接みことばをあげ、進めて、祈りで後援しなければならない
(2) 全教会の人はひとつになり、お互いを仕えなければなりません。
　1)全ての問題の解決者であるキリストを所有している人だから可能である
　2)完全なるOnenessがなるとき、暗闇の勢力をかてるようになる

結論：　福音で全世界を生かす一番確かな道があります。「私はだれに対しても自由ですが、より多くの 人を獲得するために、すべての人の奴隷となりました（19節）」福音を持っている人の手でお互いを仕えあうことです。自分が持っているモノを確認し、お互い愛し合うことで現場の全ての暗闇が倒され神の国が臨む祝福を味わってください。